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Symfonia / I Walk In Neon
- アーティスト: シンフォニア
- 出版社/メーカー: マーキー・インコーポレイティドビクター
- 発売日: 2011/03/30
- メディア: CD
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元ストラトヴァリウスのGティモ・トルキと元アングラのVoアンドレ・マトスが組んだメロディックパワーメタルバンドの1stにしてラストアルバム"In Paradisum"の終盤の曲。
ストラトの"Black Diamond"を彷彿させるチェンバロ?ソロのイントロで始まる同じくストラトの"Eagleheart"っぽいアップテンポな曲にアンドレのゆったりした歌が乗る。
新しくはないけど悪くはない。トルキとマトスのコラボは聴いてみたかったけど、予想を超える化学反応はなかった。そんな曲。
ちなみにアルバムタイトルの"In Paradisum"は直訳すれば「楽園にて」で、「キリスト教の死者のためのミサで出棺の際に歌われる楽園歌」の意味だそうです。
参考:英辞郎
“In Paradisum”の検索結果(1 件):英辞郎 on the WEB:スペースアルク
トルキ&マトスが自分達を死者になぞらえて自らを送る楽曲としてこのアルバム作った(そしてその通りに「送られ」てしまった)、ってのは考えすぎか。
Iced Earth / The Phantom Opera Ghost
- アーティスト: Iced Earth
- 出版社/メーカー: Century Media
- 発売日: 2001/06/26
- メディア: CD
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Revolution Renaissance / Revolution Renaissance
- アーティスト: レヴォリューション・ルネッサンス
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: CD
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Still Remains / To Live And Die By Fire
- アーティスト: スティル・リメインズ
- 出版社/メーカー: ロードランナー・ジャパン
- 発売日: 2005/05/21
- メディア: CD
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アメリカ出身のメタルコアバンドStill Remainsが2005年に発表した1stスタジオアルバム"Of Love And Lunacy"の1曲目。
デスメタルやスラッシュメタルといった、ややキワモノ系のスタイルだったスクリーム歌唱法が、その活躍の場を拡げてより一般的なメタルあるいはヘヴィロックでも使われるようになって久しい。Bullet For My ValentineとかこのStill Remainsが活躍し始めた2000年代前半頃からは、このスタイル自体がB級マニアックバンドのものから脱皮してメジャーになっちゃって、何とも不思議な気がしたものだ。だってデス声だよ。死んだ声。死んだら声なんか出ないっつーの。つか、そんな声なわけ。
さて、この"To Live And Die By Fire"は、イントロ、1番の歌、2番の歌、3番の歌、ハイ終わり!な感じのシンプルな歌。途中ちょっとペースダウンしたり、また速くなったりはするけど、リフで押しまくる割とストレートな曲。クラシカルなギターソロとかないし。そんな暇あったらスクリーム!
こういうバンドってライブでVoが声休ませる暇ないんじゃないかと勝手に心配になったりして。
Heavens Gate / No Matter
- アーティスト: Heaven's Gate
- 出版社/メーカー: Steamhammer Europe
- 発売日: 1992/11/23
- メディア: CD
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Helloweenに続くジャーマンメタルのホープとして期待されたHeavens Gateは、出世作"Livin' in Hysteria"の次のアルバム"He'll for Sale!"でジャーマン臭さを抑えた代わりにオペラやアメリカンロック、シャッフルにブルーズなど様々なテイストを取り入れて音楽性を広げた。バラエティに富んだ楽曲の数々からはHeavens Gateのポテンシャルを感じることはできるものの、作品としてはちょっとピントが甘いな、という気もする微妙なアルバムだった。
この"No Matter"は"Hell for Sale!"後半のミドル?スローテンポ曲で、あーもうお前ら俺に嫌なことばっかりしやがってもう我慢の限界!これで終わりにする!俺は永遠に自由なんだぁ!…という、なんだかちょっと破滅的な雰囲気の暗い歌。アルバムタイトルが「地獄売ります!」だからコンセプトには合ってる。
でもちょっと弱いね。
ひたすらダークでヘヴィなわけでもなく、サビや間奏で一転して激しくなるわけでもなく、終始一貫して淡々と「もう嫌だー。俺は自由だー」と繰り返してる印象。
アルバム通して聴けば、こんな曲もあるのかフーンで素通りだけど、1曲取り出して聴き込むと非常に残念感があるなあ。
Roland Grapow / The Winner
Keeper of the Seven Keys発表後に脱退したKai Hansenの後任として1989にHelloweenに加入したRoland Grapowが1997に発表した初のソロアルバムが"The Four Seasons of Life"。
GとVoはGrapow自身が担当し、HelloweenのMarkus Grosskopf(B)とUli Kusch(Dr)をリズム隊に擁した強力なメンバーで、Helloweenとはひと味違うGrapow流メタル世界が…と思いきや、割とHelloween風な曲が満載。
この曲"The Winner"はアルバムのイントロに続いてガツンと現れるスピードメタルナンバー。コーラスパートなんかまんまHelloweenに使えそうなメロディ。間奏でパガニーニのカプリス第24番が使われてるあたりは彼が尊敬するYngwie Malmsteenの影響か。GrapowのVoはもちろんMichael KiskeやAndi Derisには敵わないにしても意外と歌えるねえ、という印象。ハイトーンも割と伸びるし。でもまあ、レベル的にはKai HansenやTimo Tolkkiと同じかちょっと上くらいかな。あ、Yngwieよりは断然上手い。
さて、このソロ作の後のHelloweenのアルバム"The Dark ride"あたりで内紛があったようで、Grapow(とUli Kusch)はその後Helloweenを解雇され、Masterplanを結成するんだけど、それはまた別の話。
そういえばパガニーニはメタルで使われるフレーズでしか聴いたことなかったので、あらためてヴァイオリン演奏を聴いてみた。
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曲名リスト
1. プレリュードNo.1/プレスト
2. ウィナー
3. ノー・モア・ディスガイズ
4. ショウ・ミー・ザ・ウェイ
5. アイ・リメンバー
6. デディケイテッド・トゥ?
7. サーチング・フォー・ソリューションズ
8. ストレンジ・フレンド
9. ブレッド・オブ・チャリティ
10. フォー・シーズンズ・オブ・ライフ
11. フィナーレ・ドゥ・スーヴェニール
12. リリース・ユア・マスク
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